Moonless Moonshine

私的メモ

『オーウェル著作集』収録作品一覧

このうち、平凡社ライブラリーに再録されたものを巻数から①②③④、日本語訳で読め、原文が被るもののなかから、小野寺健さんが翻訳し、編んだ『オーウェル評論集』(岩波文庫)では☆、『一杯のおいしい紅茶』では☆、『あなたと原爆 オーウェル評論集』(光文社古典新訳文庫)では■で表しました。そのほか、書簡や「トリビューン」誌連載のコラム‘As I Please’は題名が同一のものが多いため省きました(『気の向くままに―同時代批評1943‐1947』ではこの著作集では削除されていたものや、戦後の経済事情により他紙に分載された回も含めて完訳されています)。なお、Web上で読める日本語訳については、ページのリンクが貼ってあります。

オーウェル著作集〈1〉1920-1940


①☆♨■なぜ私は書くか
    一銭新聞
    書評 L・マンフォード著『ハーマン・メルヴィル
    書評 E・シットウェル著『アレクザンダー・ポープ』ほか
    書評 J・B・プリーストリー著『エンジェル小路』
    書評 O・バーデット著『ふたりのカーライル』
    浮浪者収容所
①☆■ 絞首刑
    ホップを摘む
    書評 K・アダム著『カトリシズムの精神』
    刑務所
    書評 Ch・デュ・ボス著『バイロンと宿命の必要性』
    簡易宿泊所
    『パリ・ロンドン放浪記』フランス語版への序文
    書評 J・ヒルトン著『キャリバンの叫び』
    書評 ヘンリー・ミラー著『北回帰線』
    キプリングの訃報に接して(キップリングの死について)
    書評 K・ロバーツ著『陽気夫人』ほか
    ペンギン・ブックスの書評
    『ウィガン波止場への道』の日記
    書評 M・フランケル著『蕩児の死』ほか
    書評 C・コナリー著『岩の淵』ほか
    書評 ヘンリー・ミラー著『暗い春』ほか
    書評 J・ヴェラー著『生きる喜び』
①☆■ 象を撃つ
    本屋の思い出
    書評 S・アッシュ著『紙の仔牛』ほか
    小説の弁護
    書評 P・ヘンダーソン『現代の小説』
    お答えします
    スペインの内幕をあばく
    書評 F・ボルケナウ著『スペインの戦場』ほか
    書評 F・P・クロージァ准将著『私の殺した人々』
    書評 E・テイチマン卿著『トルキスタンへの旅』
    書評 R・ティマーマンズ著『アルカサール宮殿の英雄たち』ほか
    書評 M・ミッチェル著『スペインの嵐』ほか
    書評 A・ケストラー著『スペインの遺書』
    書評 F・ブロックウェイ著『労働者戦線』
    書評 M・コリス著『ビルマの裁判』
    書評 J・ゴールズワージー著『瞥見と省察
    スペイン民兵についてのノート
    書評 E・ライオンズ著『ユートピアの課題』
    書評 J・コモン著『街の自由』
    なぜ私は独立労働党にはいったか
    書評 F・ジェリネック著『スペインの内戦』
    書評 アソル公爵夫人『スペインを照らす探照灯
    書評 F・ボルケナウ著『世界共産党史』
    書評 B・ラッセル著『権力-新しい社会分析』
    書評 N・ド・バジリー著『ソヴィエト支配下のロシア』
    書評 F・J・シード著『共産主義と人間』
①■  マラケシュ
    黒人は抜かして
    書評 F・C・グリーン著『スタンダール
    イギリス陸軍における民主主義
    書評 S・カサード著『マドリードの最後の日々』
③☆  チャールズ・ディケンズ
④   少年週刊誌
③☆  鯨の腹のなかで
    悲観主義の限界
①■  右であれ左であれ、わが祖国

オーウェル著作集〈2〉1940-1943


    新しい言葉
☆   書評 アドルフ・ヒトラー著『わが闘争』
    走り書的ノート
    書評 J・グリーン著『個人的な記録—一九二八—一九三九』
    私の略歴
    書評 F・ボルケナウ著『全体主義という敵』 
    ファシズムの予言
    チャールズ・リード
    プロレタリア作家
    書評 ネビル・シュート著『着陸』ほか
④   ライオンと一角獣
    芸術とプロパガンダの境界
    トルストイシェイクスピア
    詩の意味
    文学と全体主義
②   ウェルズ・ヒトラー・世界国家
④   ドナルド・マックギルの芸術
    まさに、だれひとりいない
③   ラドヤード・キプリング
    ヨーロッパの再発見
    イギリスの危機
    書評 M・R・アーナンド著『剣と鎌』
    平和主義と戦争
    書評 T・S・エリオット著「バーント・ノートン」ほか
    BBC部内メモ
    書評 B・H・リドゥル・ハート著『イギリス的戦争法』
①■  スペイン戦争回顧
    W・B・イエイツ
    パンフレット文学
    文学と左翼
    ひとりの非戦闘員としてもうひとりの非戦闘員へ
    書評 L・フィールデン著『乞食、私の隣人』
    戦争犯罪人はだれか
    マーク・トウェイン
②   詩とマイクロフォン
    戦時日記

オーウェル著作集〈3〉1943-1945


    イギリス民族
④♨  イギリス料理弁護
④♨■ 一杯のおいしいお茶
♨   書評 世論調査による『パブと民衆』
④♨  水月
♨   書評 エドマンド・ブランデン著『クリケット・カントリー』
    書評 W・H・デイヴィス著『全詩集』
    百年前のこと
    書評 アルフレッド・ノイズ著『深淵のふち』
    書評 F・A・ハイエク著『隷従への道』ほか
    プロパガンダと民衆に対する言葉
②   聖職者の特権
☆   ラフルズとミス・ブランディシュ
③   アーサー・ケストラー
    スコットランド最高の小説家、トバイアス・スモレット
    オーウェル—エイガット論争
    書評 オリヴァー・ゴールドスミス著『ウェイクフィールドの牧師』
④♨  こっけいに、だが下品ではなく
    牡蠣と黒ビール
    書評「パリヌルス」著『不安な墓場』
☆■  イギリスにおけるユダヤ人排斥運動
☆   P・G・ウッドハウス弁護
②☆■ ナショナリズム覚え書
    書評 ジョセフ・コンラッド著『ナーシサス号の黒人』ほか
①☆  『動物農場ウクライナ版への序文

オーウェル著作集〈4〉1945-1950


②■  復讐の味は酸っぱい
■   あなたと原子爆弾
■   科学とは何か
    書評 ショーン・オケイシー著『窓辺に響く太鼓』
    破産的漸進主義
④♨  よい悪書
    ジャック・ロンドン著『生命への愛、その他』への序文
    書評 D・H・ロレンス著『プロシア士官、その他』
    鏡で見れば、ばら色
    公園の自由
④♨■ スポーツ精神
④♨  ノンセンス・ポエトリー
    書評 ハーバート・リード著『多彩の衣—折々の随想集』
    レナード・メリック著『ペギー・ハーバーの立場』への序文
②   文学の禁圧(ペンの自己規制)
②   書評 E・I・ザミャーチン著『われら』
♨   娯楽場
    飢餓の政治学
♨   書評 ロレンス・ウルフ著『ライリー計画』
♨■  書物対タバコ
    書評 コルム・ブローガン著『夕餉の民主主義者』
④   イギリス風殺人の衰退
    書評 ヘンリー・ミラー著『宇宙的な目』
    書評 F・テニソン・ジェシー著『ビルマ物語』
    書評 ウィンウッド・リード著『人間の殉教』
    鼻先で
②   政治と英語
④♨  ひきがえる頌
④♨  ブレイの教区牧師のために弁明をひとこと
    『ポレミック』の論説
②   ジェイムズ・バーナムと管理革命
①♨■ 書評子の告白
♨   文筆の代価
③   政治対文学—『ガリヴァー旅行記』論考
①   貧しき者の最期
④♨  バンガーからの汽車の旅
②   リアとトルストイと道化
    現代の世界的闘争に対するバーナムの見解
①   あの楽しかりし日々
    ヨーロッパの統合のために
    同志ジリアーカスを弁護して
②   作家とレヴァイアサン
②   書評 オスカー・ワイルド著『社会主義の下における人間の魂』
    ジョージ・ギッシング
    書評 グレアム・グリーン著『事件の核心』
②   書評 オズバート・シットウェル著『大いなる夜明け』
    自由擁護委員会
    書評 ジャン-ポール・サルトル著『反ユダヤ主義者の肖像』
    書評 T・S・エリオット著『文化の定義のための覚え書』
②■  ガンジーについての感想
    イギリス文学におけるコンラッドの位置と序列
    パウンド授賞の問題
②   書評 ウィンストン・S・チャーチル著『最良の時』
    手記からの抜粋